LINE@で最近配信している「古典冒頭文」シリーズ。
「竹取物語」から書いています。
懐かしいでしょ?( ^ω^ )
↑こんな感じです。
古典なんて全然興味ない!
という方もいらっしゃると思いますが
(m´・ω・`)m ゴメン…
書いているとなんだか勉強したい気分になってきます(・∀・)
ということで、ちょこっとだけ。
【冒頭文】
いまは昔、竹取の翁(おきな)といふものありけり。
野山にまじりて竹を取りつつ、よろづの事に使ひけり。
名をば、さぬきの造(みやつこ)となむいひける。
【訳】
昔々、竹取の翁という者がいた。
野山に分け入って竹を取っては、色々なことに役立てていた。
その翁の名を、さぬきの造と言った。
という文で始まります。
小さいころに絵本で「かぐや姫」として読んだことのある方がたくさんいると思います。
「竹取物語」は、現存最古の仮名文の作り物語です。
作者、はっきりとした成立年は未詳。
平安時代前期、900年ごろと考えられています。
894年の遣唐使廃止とともに、唐風文化を日本の風土に融合させた国風文化が発展。
国風文化を最も特徴づけるのが、宮廷女房が使い出した平仮名や片仮名です。
★(平仮名・片仮名といっても、現在私たちが使っているような50音に整理されるのはまだまだ先なので、様々な文字〈変体仮名〉が使われています。)
当然ながら、この時代の「書き記す」ツールは筆と墨。
書を学んでいる身としては、どんな風に書かれているのか、興味深いところ…
原本は現存しませんが、写本がいくつかあるようです。
参考にこちらのページを紹介します↓
https://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/np/taketori.html
きれいな画像が見られますのぜひ♪
古典を勉強していると、書道と関係することが多くありますね(^-^)
少し視野を広げて、色々な面から書を学ぶのも面白いと思います。
お手本配信やブログ更新のお知らせなどしています。ぜひご登録を〜o(^o^)o
オンラインショップBASE
きれいもじ
LINE講座始めました!ビデオ通話で直接アドバイスさせていただきます(^^)お気軽にご相談ください♩