今日は息子が早く寝てくれたので、ちょっと雑談を…
私は大学を卒業後、4年間高校で書道と国語の教員をしていました。
この間、生徒からよく質問されたこと↓
「先生、どうやったら字がうまく書けるの??」
本当によく聞かれました。
そしてこの質問、詳細に書くとおそらくほとんどの子が、こういう気持ちだったと思います。
「すぐに字がきれいに書けるようなコツ、教えて!」
…む、難しい。
「文字を書く」こと全体に共通するようなコツはあります。
例えば、
「見る人のことを考えて、丁寧に書く」
「文字の中心をそろえる」
(楷書を書くという前提で)「とめ、はね、はらいをしっかりと書く」
「漢字よりもひらがなを小さめに書く」
「横画は緩やかな右上がりに」
などが挙げられます。
しかし、これを実践したところで、きっと彼らが思っているような
「上手い字」
は書けないと思います。
これは、あくまで私の考えですが…
きれいな字を書けるようになるには、
★一つひとつの文字としっかりと向き合って
★文字を細かく分析し
★分析したことを実践して練習
することが必要。
もちろん、これに加え先に挙げたような全体に共通するようコツも必要となってきますが…。
これらを、コツコツと積み重ねることによって、
正しく、整ったきれいな字が書けるようになり、
最終的に「字の上手な人」になれる、
そう思っています。
でも、これを自分でやるのは至難の業。
では、どうすれば良いか。
まず最初に行うべきことは
こんな字が書きたい!
と思える、お手本となる字を書く人を見つけること。
私は運良く、こんな字が書きたい!と思える先生に出会うことが出来ました。
小学生の頃です。
級を取っていた書道会のお手本を書いていた方なので、実際に会ったことはないのですが…。
毎月の課題、手本を穴が開くほど(は、言いすぎかな。笑)見ていました。
字を書くことに対して私の「意識」が変わったのはこの頃だと思います。
しかし!手本を見てソックリにかけるようにはなりましたが、
自分で書く、となるとそうはいきません。
皆さんも、こんな経験あるのではないでしょうか??
そこで必要なのが、
分析。
「この字はどうやって書かれているのか」
正しく、整った字を書くために文字を細部まで分析、書き方を研究します。
私はこれを、大学在学中に学びました。
そしてようやく、ひらがなをはじめとする日常的に使われる文字は、自分でそれなりの形に書くことが出来るようになったのです。
これが
実践・練習
ですね。
私も、まだまだ
分析、実践•練習
を繰り返す毎日です。
上手くいかない時も多々ありますが…
字を書くのは本当に楽しいです。
私の「分析」した内容は
惜しみなく、皆さんと共有したいと思います。
「きれいもじ」
を目指して、一緒に勉強しませんか??( *´艸`)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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